「グイン・サーガ」栗本薫さん死去
「グイン・サーガ」で作家の栗本薫(くりもと・かおる、評論家名は中島梓=なかじま・あずさ)さんが亡くなりました。ここ数年はガンと闘い、病床でも執筆されていたそうです。昨年出した「ガン病棟のピーターラビット」という本は、私は読んでいないのですが、そういう状況下で書かれてものなんですね。
グイン・サーガ 第1巻 → 第126巻
豹頭の仮面―グイン・サーガ(1)黒衣の女王 グイン・サーガ126
代表作「
グイン・サーガシリーズ」は、ライフワークというか、あまりにも壮大です現在126巻が発表されています。そして今年は出版30周年になります。シリーズを30年も書き続けることは"凄い"という言葉しか見つかりません。頭の中はどのようになっているのか知りたいですね。
私は、グイン・サーガは大学生の時に初めて手にしました。10巻くらい読んだところで止まってしまっています。別に読むのをやめたわけではないのですが、いいろと忙しくしているうちにフェードアウトしてしまったんです。なんだか最初の第1巻からざぁーっと読んでみたくなりました。
ちょうど同じ時期に「象印クイズ ヒントでピント」で中島梓さんの名前で女性陣キャプテンとして、活躍している姿も見ていました。
それと、今年は30周年記念限定本「GUIN SAGA 」が発売されることなっています。7月25日発売予定で、ちょうど今予約受付中です。予約申込は5月31日までです。
GUIN SAGA
ご冥福をお祈りいたします。
■栗本薫さんの主な作品
1977年「文学の輪郭」
1978年 「ぼくらの時代」
1979年~〈
グイン・サーガ〉シリーズ
〈真夜中の天使〉シリーズ
1980年~〈
伊集院大介〉シリーズ
1981~93年「
魔界水滸伝(全20巻)」
1991年 「コミュニケーション不全症候群」
1991~95年「終わりのないラブソング(全8巻)
1992年「アマゾネスのように」
「シンデレラ症候群」
2008年 「ガン病棟のピーターラビット」中島 梓
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