ひとり仕事術 時間管理編
数十人からインタビューした内容を凝縮した本です。ひとり仕事人(フリーランス、個人事業主)の方は、他の人がどのように仕事しているか知ることができる本です。
私のよかった度 ★★★★★★★☆☆☆
全体的に雑誌の特別号的な感じがしました。悪い意味ではなくいい意味ですよ。
”ひとり仕事人”の1日の行動が円グラフになっていたり、ひとり仕事に対する考え方がその人の言葉で載せられているところは参考になります。
ところどころに挿入されている「ひとり仕事人の声」は、こういうひとり仕事の人は、こんな時間の使い方してるのかとか、孤独を感じた時はどうしてる?などの生の声がわかって参考になります。私も一人仕事人として、時間管理やストレス、孤独感、など自分ひとりだけでは解消できない悩みがあります。
「ひとり仕事はラテン系だ」…この言葉がこの本の特徴、書かれたテーマなんだろうと思いました。
毎日うまいものを食べ、恋を楽しみ、好きな仕事、納得できる仕事にこだわる生き方、出世や金持ちにには固執しない仕事感、そんなラテン系仕事術は素敵ということが本筋にあります。
そしてこの本は、ひとり仕事人(フリーランス、個人事業主)として、仕事や日常の生活とどう向き合っていくかを、他人の仕事術を見て、自分の仕事に活かせる術(すべ)を考察できるところが好感持てます。
しかし、ひとり仕事(独立)には何が大事だからこうしたほうがいいというようなビジネス本ではありませんね。あの職業の人はこうしてるんだ、というようにあくまでも参考程度に読んで自分の仕事ならどうしたら”楽しく””効率よく””稼げる”なトーンで読むといいと思います。ガツガツしないで楽しく仕事しましょうというのが茶者の言いたいことですかな?
前作「ひとり仕事術」の本の続きで書いたと言っていますが、まったく別の観点で読むことをおすすめします。
私的Opinion:図書館で借りて読むので十分だと思います。どうしても買いたいという方は、
amazonマーケットプレイスや
BOOKOFF ONLINEなどで古本を買うのも一手です。
ひとり仕事術 時間管理編―時間とうまくつきあうための七色法則中本 千晶
バジリコ 2007-04
売り上げランキング : 186192
Amazonで詳しく見るby
G-Tools
「ひとり仕事術」楽天ブックスで見る>>
この記事は、
レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています。
関連記事