やりたいことがないヤツは社会起業家になれ
やりたいことが見つけられない人たちをサポートするのは、やりたいことがない人だからできた。社会起業家になることで、社会起業家自体がやりたいことを見つけられる。
私のよかった度 ★★★★★★☆☆☆☆
【読書メモ】
仕事はお金ではない。お金を目的にすると自分を見失う。
周りのみんなが就職するから自分もではなく、自分のやりたいことを考えてみよう。「やりたいことがない」なら、それを発見したことが収穫。
社会起業はボランティアとは違う。一定の組織、事業規模、収入源を確保し、安定的継続的サービスを提供すること。
・ニーズを調べる
・サービスを考える
・ビジネスモデルを組む
たとえ事業に意義があっても、ビジネスとして成り立たなければ、社会起業とはいえない。
やりたいことがない人は、自己実現をする欲求より、他人のニーズに応えようという気持ちを大切にできるのではないか。人の喜び、共感を感じることができる人は社会起業家に向いているだろう。
【ごく簡単な感想】
自分の夢ってなに?どんな希望を持って仕事をしたいの?やりたいことがないからどんな仕事を選べばいいかわからない。やりたいことがなければ、やりたいことをやりたい人たちのサポートをすればいい。逆転の発想。
テーマはなくてもいい。あとからテーマが見つかる人もいる。
ニートを救う活動(社会起業)をしているが、ニートの人たちも何かやりたいけど何をしていいかわからない、どうしたらいいのかわからない。そんな人たちを手助けするシステムを作って企業してみることで、自分のやりたいことがビジネスとなり、本当にやりたいこと(面白さ)が見えてくるのではないかと。
”情けは人の為ならず”
社会起業とは何?というには、入り口として適当な本だと思う。
巻末にはいろんな社会起業、NPO、参考書籍が載っているので、この本を読んだ後にはそちらを読むといいかもしれない。
やりたいことがないヤツは社会起業家になれメディアファクトリー 2009-04-22
売り上げランキング : 5313
おすすめ平均 ネットではなく、まずは実際に行動してみること。
著者のやってきたことはおもしろいが
夢も希望もないやりたいこともない。でも、そんな人に向いている仕事があるという逆転の発想がよい
Amazonで詳しく見る by
G-Tools
この記事は、
レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています
関連記事