やりたいことがないヤツは社会起業家になれ

みゅーたろー

2009年08月18日 13:11

やりたいことが見つけられない人たちをサポートするのは、やりたいことがない人だからできた。社会起業家になることで、社会起業家自体がやりたいことを見つけられる。
私のよかった度 ★★★★★★☆☆☆☆


【読書メモ】

仕事はお金ではない。お金を目的にすると自分を見失う。
周りのみんなが就職するから自分もではなく、自分のやりたいことを考えてみよう。「やりたいことがない」なら、それを発見したことが収穫。

社会起業はボランティアとは違う。一定の組織、事業規模、収入源を確保し、安定的継続的サービスを提供すること。

・ニーズを調べる
・サービスを考える
・ビジネスモデルを組む

たとえ事業に意義があっても、ビジネスとして成り立たなければ、社会起業とはいえない。

やりたいことがない人は、自己実現をする欲求より、他人のニーズに応えようという気持ちを大切にできるのではないか。人の喜び、共感を感じることができる人は社会起業家に向いているだろう。


【ごく簡単な感想】

自分の夢ってなに?どんな希望を持って仕事をしたいの?やりたいことがないからどんな仕事を選べばいいかわからない。やりたいことがなければ、やりたいことをやりたい人たちのサポートをすればいい。逆転の発想。
テーマはなくてもいい。あとからテーマが見つかる人もいる。

ニートを救う活動(社会起業)をしているが、ニートの人たちも何かやりたいけど何をしていいかわからない、どうしたらいいのかわからない。そんな人たちを手助けするシステムを作って企業してみることで、自分のやりたいことがビジネスとなり、本当にやりたいこと(面白さ)が見えてくるのではないかと。

 ”情けは人の為ならず”

社会起業とは何?というには、入り口として適当な本だと思う。
巻末にはいろんな社会起業、NPO、参考書籍が載っているので、この本を読んだ後にはそちらを読むといいかもしれない。



やりたいことがないヤツは社会起業家になれ
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ネットではなく、まずは実際に行動してみること。
著者のやってきたことはおもしろいが
夢も希望もないやりたいこともない。でも、そんな人に向いている仕事があるという逆転の発想がよい

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