1の力を10倍にするアライアンス仕事術 平野敦士カール著
ドコモで「おサイフケータイ」を成功させた著者のアライアンスという考え方。目的を同じくするものがアライアンスすることによって、自分一人さけだったチカラを10倍にも20倍にもできる考え方を、実際の経験から平易に書いているところがよいです。
私のよかった度 ★★★★★★★☆☆☆
ドコモで「おサイフケータイ」を成功させた著者の持論でもあるアライアンス、一人では達成が難しい事業を周りを巻き込みながらプラットフォーム化する仕事術は、実践可能であるし、仕事を遂行していく上で必要不可欠な考え方だと思います。
そもそもアライアンスとは、本来の意味では同盟や連合。ビジネス社会で用いるアライアンスとは、複数の企業間の様々な連携・共同行動のことです。著者はこのアライアンスを個人間の同盟や協力関係にあてはめて説明しています。
【読書メモ】
アライアンス・シンキング
・一人では不可能なことを、他人を巻き込んで実現すること
・目的とすることろの方向性が一致していると相手にもメリットがある
・WIN-WIN関係を維持発展させながら、すべての人を成長させていく
・プラットフォームを作った者が最後には一番トクをする。
・自分の発想をみんなの発想に変えてしまおう。
アライアンス情報整理術
・ひとりでに情報が集まる人になろう。
・情報は集めるだけでなく、必要とする人に送ることで価値を持つ。
アライアンス人脈術
・アライアンスは人間対人間がおこなうもの。
・アライアンス的交渉術は「楽しむ」「和む」
・「時間」をあげられる人はアライアンスもビジネスも制する。
【読書感想】
ビジネスにおける基本的考え方、多くのビジネス本でも書かれている「Give Give Give & Take」の考え方を嫌味っぽくなく、わかりやすく説いています。それを「アライアンス」という言葉に表した著者の理論(というか思いみたいなもの)は、ウマイなぁと思いましたけどw
若いビジネスパーソンやこれから起業しようかと考えている人には、基本的な考え方を再考できる良書だと思います。2時間もあれば読めてしまうので、できれば早起きして朝に読むと活力も出てよいかと思います。
1の力を10倍にする アライアンス仕事術平野敦士カール ゴマブックス 2008-05-30
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おすすめ平均 コンセプトは魅力的
まわりを巻き込む力
考え方
平野 敦士 カール
朝日新聞出版
2009-12-18
おすすめ平均:
合意できる点が結構あり。
ビジネスに生かせる内容
最後まで読めなかった。
平野敦士カール
ビジネス社
2009-03-26
おすすめ平均:
著者の考え方の柱がさらりと書かれている
見開き1〜2ページだから、読みやすかったです
日々、職場やセミナーで教わっている大事な事が満載
平野敦士カール
日本実業出版社
2009-04-09
おすすめ平均:
色々な本の要約本。
周りを蹴落として成長するのはだめ。まずは半径3mから働き方を変える。
企業戦略まで学べてお得でした
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