2010年08月29日

人生を変えたければ「休活」をしよう! 大田正文

はじめは休養活動のすすめかと思いました。年365日のうち、土日祝日の合計は119日、この休日をいかに活かして個人として勝負できる自分を作るか。"休活" 人生を変えたければ「休活」をしよう!

私のよかった度 ★★★★★★☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
「友人ゼロ」「会社と自宅の往復生活」の会社員が、たった3年で「1000人以上の人脈」を築き、「5つの勉強会と交流会」を主宰するまでに変身を遂げた休日活用術。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大田 正文
超・愛妻家。世の中に、「休活」という言葉を生み出した「休活」提唱者。平日は大手IT企業に勤めるビジネスパーソンであるとともに、休日は「おくさんとおなじ愛情をすべての方へ」を座右の銘に、「超・愛妻家」というユニークな肩書きを武器に、会員数1300名を超える「日本経済新聞を読む朝食会」「ガジェット・家電朝食会」をはじめ、のべ会員数2000名を超える合計5つの勉強会を主宰する勉強会の達人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


【読書メモ】
・休日に、あなたが一番好きな活動をすること
・休日に、好きなことを通じて出会う人とのつながり・ひろがりを大切にすること
・思考→行動→半年継続
・人生を終わりから逆算して今を考える
・翌日の休日にワクワクする非日常を用意する
・小学生の頃のような友達=人脈をつくる
・人脈=信用


【感想】
休日にダラダラと過ごしていることが多い人には、絶好の"喝"となる本だと思います。社会人としての生活の約3分の1を占める休日を活用することで、会社人ではなく個人としての自分を成長させることができるでしょう。

著者の実体験を基に書かれているので、読んでいて実践的に考えられるのではないかと思います。しかし、子どもがいる家庭や大家族の方は、「超・愛妻家」と名乗る著者の体験を真似することはできないでしょう。DINKSでお互いに時間の都合ができる方は共感できるでしょう。

休日にセミナーや勉強などで自分を磨くことが大事という考え方の総論は素直に入り込めます。けれどそのあたりの各論ことが具体的には多く書かれていません。すでに実践している方には少し物足りなく感じるかもしれません。

これから、休活をはじめよう!人脈つくりをはじめよう!という方には、入門としておすすめの本です。本書にも書かれていますが、とくに20代からはじめようという方は読んでみてください。いいことがたくさん書いてありますので、読んでいて気分がよくなる1冊であることは間違いないです。




▼もっと突っ込んだ人脈作りや、自分ブランドの作り方を考えたい方には、こちらの本がおすすめです。



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Posted by みゅーたろー at 14:42│Comments(0)ビジネス書
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