2010年03月06日

エコを選ぶ力―賢い消費者と透明な社会

eco、エコ、エコロジー、地球環境にやさしい商品が溢れているけど?!リサイクルは本当に「環境にやさしい」か?環境問題を真剣に考える人も、ブームに懐疑的な人も読んでおくといいかもしれません。エコを選ぶ力―賢い消費者と透明な社会 (ハヤカワ新書juice)

私のよかった度 ★★★★★★☆☆☆☆

アル・ゴア氏の「不都合な真実」は環境問題、CO2削減に警鐘を鳴らすエポックでしたが、はたして我々が現在やっているエコ活動は実際にどうなのか疑問ですよね。一般人がそれらを検証したりすることは不可能です。
エコや地球温暖化、環境問題に関心はあるけど正しいエコをできているのだろうか?本当は地球環境にはよくないことなのではないだろうか?

表面的にエコだとうたっていても、その生産過程において原料選定、製造行程にはモノを作るにあたり少なくないエネルギーを消費している場合も見受けられる、そのようにして出来上がった製品ははたしてエコ商品なんでしょうか?

リサイクルも我々の社会生活ではすでにごく当たり前に浸透しています。そのリサイクルについても正しいリサイクルとそうでない間違ったリサイクルもあるのですよ。素人一般人には知り得ない事実や行政や業者の走りすぎたエコ概念も指摘しています。

エコを疑う書籍も多く出版されていますが、この「エコを選ぶ力」は、データに基づいた説や検証もされていてなるほどと思わせます。読み物としてもとても興味深いものになっています。


エコを選ぶ力―賢い消費者と透明な社会 (ハヤカワ新書juice)
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酒井 泰介
早川書房(2009-11-20)
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5一体何がエコ??


エコ、環境問題・地球温暖化については、何が正しいのか間違いなのか?


武田 邦彦
洋泉社
2007-02
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人間のエゴ。
酷いデタラメばかり。
エコとは「エコロジー」と「エコノミー」
フレッド ピアス
日本放送出版協会
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誰もが犯す巨大な勘違い
エコの裏側と同時に、貧困問題の違った見方も学べる
武田 邦彦
青春出版社
2009-07-02
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人の言いなりになり,ロボットのように生きる人こそが,環境を悪化させている最大の原因だ。
菅野 俊輔
青春出版社
2008-06-14
おすすめ平均:
楽しそう!なエコ生活
今の東京と比べると、、、
ヴァネッサ・ファーカーソン
講談社
2010-02-23
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Posted by みゅーたろー at 13:34│Comments(0)文化・社会
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