2010年03月24日
ロマンス小説の七日間 (三浦しをん)
ボーイフレンドとの同棲中のあかり。彼の突然の会社辞めた宣言。ロマンス小説の翻訳を受けたが、現自分の気持ちを小説の人物にぶつけ、原作からどんどんかけ離れて創作されていってしまう。現実と中世の二つの話が互いに・・・ | ロマンス小説の七日間 (角川文庫)![]() |
私のよかった度 ★★★★★★★☆☆☆

現実の同棲生活の話と中世騎士のロマンス小説が、1章ごとに交互に書かれていきます。主人公のあかりいわく、ハーレクイーンロマンス風な小説らしいのですが、このお話も私的には面白いです。しかし、これがだんだんと原作から離れていき、あかりの創作が入り出すんですよ。三浦しをんさんは、BL(ボーイズラブ)も好きで趣味は妄想だと言ったこともありますよね。
主人公のあかりは28歳、三浦しをんさん書いた年が28歳くらいです。もしかして自分の私生活を元にして書いたのでは?とか思ってしまいました。自身の趣味の妄想が主人公あかりに投影したのかなあぁ。ボーイフレンドとの鬱憤(?!)をロマンス小説にぶつけて、どんどん妄想っぽい展開になっていくのが読んでいてどきどきします。もう途中でありえないようになっていくんですよ。
最後は女性の目線、女性が思うラストシーンなんでしょうね。男の私は何となく・・・
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)
posted with あまなつ on 2010.03.21
価格: 
角川書店(2003-11)
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おすすめ度の平均: 






>>三浦しをん:ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B5%A6%E3%81%97%E3%82%92%E3%82%93
風が強く吹いている
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三浦しをんさんは、おそらく太宰治のこのお話に影響を受けたのかもしれません。太宰治のこちらの本も読んでみてください。太宰治一流のロマンスの表現の傑作です。兄弟がロマンス物語を順に書き連ねていくという話です。三浦しをんさんは太宰のこちらをモチーフとされているのかもしれません。
ろまん燈籠 (新潮文庫)

▼私が読んでよかったと思う、三浦しをんさんの本です。
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posted by Amazon360
Posted by みゅーたろー at 14:09│Comments(0)
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